そもそも酵素と言うものは発見されているだけでなんと3000種類以上もあるそうです。更にその酵素1つ1つに特徴があり期待できる効果もバラバラです。なので1種類の酵素をいっぱい摂ったところであまり意味はありません。

最近はその中でも生酵素がブームですね。

生酵素で本当にダイエット出来るのか?

結論から申し上げますと生酵素を一定量取り続ければダイエットにかなりの効果が期待できます。

生酵素は消化の働きを助けてくれ身体の代謝をあげてくれます。
人間の体内で作られる酵素には2種類あるんです。

まず1つ目は食べたものを消化すための【消化酵素】
そして2つ目は余分なものを身体にため込まないように代謝を促す【代謝酵素】です。

体内の酵素が不足すると身体はどちらかの働きを優先してしまいます。
その場合、【代謝酵素】を後回しにして【消化酵素】を優先します。

つまり食事で酵素や生酵素が不足すると食べ物のエネルギー(カロリー)がどんどん蓄積して肥満の原因になってしまいます。
食事の中で生酵素を積極的に摂取する事がダイエットへの最初の一歩です。

ただし、生酵素自体がカロリーを消費してくれるわけではなく代謝を上げてくれるサポートをしてくれる存在です。
なので基礎代謝があがったりするのと、いつもと同じように運動をしていたとしても効率よくカロリーを消費してくれます。

ダイエットのためにとはいえ運動は中々根性がないと続きませんが、効果が目に見えて実感できると続きやすいですよね?
それに例えば1時間運動したのと、30分運動したのとが同じ消費カロリーならどちらが効率が良くて時短かと言うのはいうまでもありません。

ダイエット以外でも代謝が促進されれば血行促進も期待できます。
血行が良くなると体温も上がります。
それによりデトックス効果が期待され老廃物や毒素を排出してくれます。

逆を言えば血液がドロドロで低体温の方は高確率で代謝が悪く老廃物や毒素が溜まっていると言うことです。
更に腸内環境も良くなり便秘解消や美肌効果、アンチエイジング効果も期待できます。

ちなみに年を重ねるとだんだん体内酵素は減ってしまうそうです。
自然に作られる量に限りがあるのであれば後は食べ物で補うほかありませんね。
意識しながら健康とダイエットのために生酵素をたくさん摂取していきましょう。
生酵素を摂るだけでこんなにも素晴らしい恩恵があるなんて夢のような話です。

もちろん個人差がありますので絶対ではありませんがまずは気軽に生酵素ダイエットにチャレンジしてみましょう。

 

②ダイエットするにあたり『生酵素』と『酵素』の違いとは?

酵素ダイエット、生酵素ダイエット…どっちも耳にしたことがあると思うのですが【生】がつくとどんな違いがあるのか皆さんご存知ですか???
分かっているようでわかっていない酵素と生酵素の違いについてお話いたします。

 

酵素

酵素とは熱処理したもののことを指します。
酵素はそもそも熱にものすごく弱い性質を持ってます。
48℃を超えると失活(反応しなくなること)してしまいます。

ちなみに酵素はタンパク質です。
タンパク質である卵やお肉と同じで1度熱を受けてしまうともう【生】の状態には戻りません。
48℃以上になると本来の酵素の働きはほぼ期待できません。
一般的なサプリメントや酵素ドリンク等はこちらに入りますので本当に効果があるかは極めて低いです。
酵素を摂るなら【生】に限ります。

ちなみに生酵素サプリは低温カプセル製法になり、時間もコストもかなり変わってきます。
購入時には生酵素【風】サプリメントには十分気を付けましょう!!!

 

生酵素

こちらは【生】がついているだけあって文字通り【生きた酵素】です。

そうなんです!
酵素が生きているのは【生】がついた方だけなんです。

しかし先ほどもお話ししましたが48℃以上の熱を加えるとあっという間に生酵素は死んでしまいます。
意外と48℃は簡単にいってしまう温度で、例えば、ジューサー(ミキサー)の歯は回転による摩擦でその温度を超えてしまいます。
生野菜には生酵素がたっぷり入っているからといって自宅で手軽にジューサーを使いスムージーを作っても歯の熱で生酵素の恩恵は受けられないかもしれません。

それなので、サプリメントを選ぶ際にも【生】酵素サプリメントをチョイスしましょう。しかし安価なものには注意です。

生酵素サプリは低温カプセル製法やフリーズドライ製法で作るため出来るまでに時間とコストがかなりかかります。
よって価格は高価になります。

ちなみに日本の法律上、液体の生酵素サプリメントはありません。
液体のサプリメントは分類上、清涼飲料水になり必ず【加熱処理】しなくてはなりません。
なので【国産】の生酵素ドリンクは存在しないということです。
ご注意くださいね。

 

出典:http://www.nanohana-hair.com/diet/entry22663.html