ドラッグストアには脱毛クリームと除毛クリームの両方が並んでいますが、効果は同じだと思っていてください。脱毛クリームには毛根まで影響するような効果はありません。ここでは、脱毛クリーム(除毛クリーム)の特徴と効果を最大限高めるためのひと手間を紹介します。
脱毛クリームの特徴
①塗る→待つ→流す…の3ステップで簡単
カミソリで脚や腕、ワキ等のムダ毛を処理するって、毎日の事でも凄く面倒臭いです。ましてや毛抜きで一本一本なんて気が遠くなってしまいます。
その点、脱毛クリームなら塗った後に5~10分待ち、後は洗い流す(もしくは拭き取る)だけでOK。
その便利さは広範囲である程に、そして手届きにくい部位である程に、実感できます。
②チクチクしない
カミソリで自己処理すると、最初はツルツルでも時間が経つにつれチクチクしてきます。
人によっては24時間も経たない内に、この不快感があると思います。
脱毛クリームは、ムダ毛を溶かしてムダ毛を取り除いていくので、毛の先端が丸くなっています。だからチクチクすることがないんです。
③ニオイは意外と気にならない
ずっと前に脱毛クリームを使ったことがあるという人はよくご存じでしょうが、昔の脱毛クリームは独特のツーンとしたニオイで、我慢するのが大変でした。
ですが、最近の商品はこのニオイを抑えている上に、グレープフルーツやフローラル等、香りまでついている物が登場しています。
④肌トラブル、使用NG部位等、不便さもある
脱毛クリームのデメリットに当たる部分ですが、どちらも把握したほうが自分に合っているか、使ってみたいかが分かってくると思うので、解説します。
♠正直、コスパは微妙…
脱毛クリーム自体は1,000円前後から購入できる物もありますが、肌に優しい、効果が高い…といった、より質の高い物を選ぶとなると3,000円以上はかかります。
その上、1週間以内にはまたムダ毛が目立ってきますから、ひと月にすると2,000~4,000円の出費になります。
カミソリと比べると明らかに高いことが分かりますし、これだけの予算を組めるなら脱毛サロンに通えます。
♠使用NGな部位がある
脱毛クリームは毛を溶かして除去するという性質上、顔やデリケートゾーンへの使用はできないとする商品が多いです。
一部、除毛とスキンケアの両方ができるタイプの商品もありますが、100gで3,000円弱…と、脱毛クリームにしては高くなります。
♠肌トラブルを起こしやすい
脱毛クリームでムダ毛を溶かすには、当然クリームが肌にもたっぷり付着してしまいます。そのため、敏感肌さんは特に肌トラブルが起こりやすいと言えます。
赤いプツプツやかゆみが出たら、使用を中止して皮膚科へ行くことをおすすめします。
脱毛クリームの効果を最大限高めるには?
脱毛クリームには肌トラブルを始めとしたデメリットもいくつかあることをお話しました。
メリットを最大限にして、デメリットを最小限にするためには、使用方法を守るのが基本になります。
その基本を抑えた上でより効果を高めるひと手間として、次の3つを紹介します。
①塗る前は水分を拭き取る
脱毛クリームと水分が混ざってしまうと、毛穴の奥にまで成分が浸透しにくくなってしまい、十分に効果が発揮されない可能性があります。
水に濡らしていないにしても、汗や皮脂、汚れ等が付いている場合がありますので、脱毛クリームを塗る前には乾いたタオルかティッシュで拭き取っておきましょう。
また、クリームを塗った後はすぐに手を洗ってください。
②体温を高めて毛穴を開く
体温を高める事で毛穴が広がり、奥まで浸透しやすくなります。毛穴の奥にあるムダ毛まで届き、しっかり処理できるんです。
簡単な方法は蒸しタオルで温める方法。
タオルを水に濡らしてきつく絞り、レンジで1分間温めます。レンジから取り出して熱すぎないのを確認した後、脱毛部位に3分ほど乗せたら準備OK。
ただ、蒸しタオルの水分や汗で濡れていますので、拭き取るのを忘れずに。
③塗った後はラップで抑える
脱毛クリームを塗ったら、その上からラップをしましょう。
ラップで抑えると早く浸透する、ムラをなくす等ができますので、より高い脱毛効果を最大限発揮できるでしょう。
※肌に異常が起こった場合は、すぐに丁寧に洗い流し、様子を見てください。できれば皮膚科へ行くことをおすすめします。
月下美人
脱毛クリームはカミソリよりは効果が続くものの、それを週一でやるのはかなりめんどい。
たろみ
除毛クリームもいいものは高い。確かに買い続けることを考えるとね・・・
チュール
ラップをまくと効果が高まるってよく聞くけど、利き腕とか脇とか難しくないかな。